いまだに「受験勉強、ひいては学校で勉強することは、ひたすら暗記だ」と思い込んでいる人がたくさんいます。しかし、「苦役」のように勉強して「いい大学→いい企業」を目指す時代はとっくに終わりました。応用の利かない知識をいくら丸暗記で詰め込んでも、現実の社会では通用しないことが、すでに明らかになっています。それどころか、過剰な「詰め込み」のために、途中で燃え尽きてしまったり、その過程で心を病んでしまったりすることさえあります。
受験するかどうか、は個人の必要性によって変わってくるでしょう。しかし、受験勉強をするにせよしないにせよ、また学校の勉強に励むにせよ励まないにせよ、その勉強が、人生にメリットをもたらさないのであれば、意味がありません。「勉強」という言葉の中には、無理やり努力を強いられる、というニュアンスがあります。私は、英語だけでなく、すべての勉強において、その意味を変えたいと思います。
その基本は「素朴な疑問」です。言いかえれば、日常生活の中からの新しい「発見」をベースにして学んでいく、ということです。学んでいく中で、わき上がってくる歓びが感じられれば、必要なトレーニングも楽々こなせるようになります。これは、年齢や性別など、どんなことにも関係ない「人間」としての原初のパワーです。そのパワーを引き出すことによって、生涯役に立つ知識を得られ、どんな状況にも対応する発想と、自分を支える思考を得ることができるのです。その上自分のスピリットにもいい影響を与えますから、「生活の質」まで変わってきます。
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