目からウロコのラクラク英語術
 
 
学校英語の問題点を修正するだけで英語の実力は200%アップする!
 英語が国際語になってしまったという事実が動かしがたい中で、ビジネスでも旅行でも、さらにはインターネットで情報を得る時でも、生活の中の多くの場面で英語力が不可欠になっています。しかし、私たちは学校教育で6年間も「英語」の授業を受けながら、話すことはいうに及ばず、読み書きでさえおぼつかないという現状があります。これは明らかに個人の責任だけではありません。

 「ひたすら暗記」を強いられる、全く体系性がない上に興味の湧かない教材にやる気をそがれる。学校英語ほど非能率的な体系は世界のどこを探してもみつかりません。例えば「不定詞」と呼ばれる表現には3種類の用法がありますが、中学校ではそれがバラバラに登場し基本的な意味も説明されません。そのために、全体像がつかめないために不安になって、学習意欲はそがれ、理解できないまま丸暗記を強いられます。また、3単現のS、冠詞、疑問文の作り方など、「何でこんな言い方するの?」と子どもたちからたくさん出てくる疑問に答えられる教員もまずいません。教材もいまだにリアリティのないものばかりです。

 つまり、ほんのちょっと合理的に思考力を使い、発想の転換をするだけで、英語力は大きく飛躍するのです。

中学英語でも東大の入試問題が読めてしまう!

 例えば、バラバラに人間の心理や発想を無視しててで来る文法項目をちょっと整理して「何をどこまで理解し覚えればいいか」という目標をはっきりさせるだけで学習意欲は劇的に改善されます。学校では、「とにかく覚えてしまえ」としか言われないのですから。

 さらに、日本語と英語の構造的な違いを、分かりやすいシステム(「ポン・ポン・ポン」というリズムに乗って英単語を並べていきます)を使って「納得」いくまで理解すれば、びっくりするくらい英文が怖くなくなり、どうやって意味を取ればいいかが見えてきます。そうすると、中学英語の基本をマスターするだけで東大の入試問題だって読めてしまうのです。全ての受験生、そして英語学習者の味方である私が保障します。

 それ以外にも、語源から体系づけた単語の記憶法や、マークや下線を巧みに利用した文章解読法など、新しいツールをたくさん用意しています。したがって、一般の人が再学習する際も楽しくかつ効率的に学ぶことができます。
大学合格のためだけでなく「人生」のための学習法を

 いまだに「受験勉強、ひいては学校で勉強することは、ひたすら暗記だ」と思い込んでいる人がたくさんいます。しかし、「苦役」のように勉強して「いい大学→いい企業」を目指す時代はとっくに終わりました。応用の利かない知識をいくら丸暗記で詰め込んでも、現実の社会では通用しないことが、すでに明らかになっています。それどころか、過剰な「詰め込み」のために、途中で燃え尽きてしまったり、その過程で心を病んでしまったりすることさえあります。

 受験するかどうか、は個人の必要性によって変わってくるでしょう。しかし、受験勉強をするにせよしないにせよ、また学校の勉強に励むにせよ励まないにせよ、その勉強が、人生にメリットをもたらさないのであれば、意味がありません。「勉強」という言葉の中には、無理やり努力を強いられる、というニュアンスがあります。私は、英語だけでなく、すべての勉強において、その意味を変えたいと思います。

 その基本は「素朴な疑問」です。言いかえれば、日常生活の中からの新しい「発見」をベースにして学んでいく、ということです。学んでいく中で、わき上がってくる歓びが感じられれば、必要なトレーニングも楽々こなせるようになります。これは、年齢や性別など、どんなことにも関係ない「人間」としての原初のパワーです。そのパワーを引き出すことによって、生涯役に立つ知識を得られ、どんな状況にも対応する発想と、自分を支える思考を得ることができるのです。その上自分のスピリットにもいい影響を与えますから、「生活の質」まで変わってきます。

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